カンジダと一口にいってもその発症する部位によって具体的な症状は異なってきます。
例えば、性器に発生するカンジダ症の場合、女性であればおりものの変化やかゆみ、性交痛などが主な症状として挙げられます。

それに対して、男性の場合、カンジダ症に感染していること自体に気が付きにくいケースが多いのが特徴です。
女性の場合でもそれは同様ですが、男性の場合、亀頭部分が白くなったり、あるいは排尿時に痛みを感じることもあります。
とはいえ、こうした症状があらわれるのはごく一部、ほとんどのケースでは無自覚で感染自体が放置されてしまうため注意が必要になってきます。

カンジダ症はこうした性器に発症するもののほか、口腔内に発症するものがあります。
発症する場所の違いがあるだけで、その発症の原因には似ている部分もあります。
カンジダ症を発症した人との過度の接触、あるいはキスなどの粘膜接触によって体の中のカンジダ菌が増殖していきます。
これでカンジダ症を絶対に発症するというわけではありませんが、高い確率でその感染を広げていくため注意が必要です。

そしてこの両者で似ているのが、体調不良や免疫力の低下など、体の調子次第で再発の可能性があるという点です。
カンジダ症の原因である菌は元々体の中に存在しているものです。その為、すべてを根絶すること自体が難しく、生活習慣や体質によっては定期的に症状に悩まされるケースも出てくるわけです。
症状があらわれる部位には違いがありますが、症状が繰り返されるという点においては非常に似通っている性器カンジダと口腔カンジダ、感染しないためにはまず正しい知識を身に着けていくことからはじめていきましょう。

日ごろから体調管理を徹底していくことはもちろんですが、具体的に口腔カンジダによってどんな症状があらわれるのか知っておくことも大切です。
少しでも気になる点がある場合には早急に医療機関を受診して対処していくこと、これが感染を広げないためにも必要になってきます。

口腔カンジダの種類とそれぞれの症状の違い

口腔カンジダには大きく分けて4つの種類があります。

急性偽膜性
中でも良く知られているのが急性偽膜性のカンジダ症です。
この急性偽膜性のカンジダは舌の表面に白い苔のような膜ができます。
見た目にも違いが明らかですし、時には痛みを伴うこともあるため、こうした症状があらわれた場合には感染を疑っていくのが賢明です。
急性萎縮性
急性偽膜性を放置することで引き起こされます。
前者は舌の表面を覆っていた白い苔がはがれ落ち、その部位が赤くただれてしまう状態です。
時に、強い痛みを発することもあり、この期間中は食事がうまくとれなくなり体重減少などの影響がでることもあります。
慢性肥厚性
急性偽膜性の状態を放置することで引き起こされます。白い偽膜部分が肥大化し、さらに固く固まっていくことで引き起こされます。
ここまでくると完治にもその分時間がかかってくるため、早め早めの医療機関受診がポイントになってきます。
慢性萎縮性
このタイプの場合、義歯の根本部分に症状があらわれることが多く、感染自体に気が付きにくいのが特徴です。
患部に鈍い痛みが走ったり、あるいは腫れが生じることで症状に気付くことが多くなります。

どの種類のカンジダ症であったとしても、放置しておくとどんどん症状が悪化していく恐れがあります。
口腔カンジダは比較的感染に気が付きやすいとされてはいるものの、中には例外のタイプもあるため、その点はしっかり押さえておきましょう。
性器カンジダの場合でも同じことですが、少しでも疑わしい点がある場合には早めの検査で感染しているかどうかを確認していくようにしましょう。