エンペシドL膣錠はカンジダ症の再発治療薬で、膣のかゆみやおりものなど、デリケートな部分のつらい症状を緩和する効果があります。
カンジダ症は一度治っても再発しやすく、そのたびに医療機関を受診するのは気分的にも落ち込みますし、時間も無駄になります。そんなときのために、治療薬を常備しておけば便利です。

エンペシドL膣錠には強い殺菌作用があり、6日間の使用で9割以上の方に菌消失の効果が見られたと報告されています。
副作用には局部の熱感や刺激感などがありますが、発生率は1.1%と低いのが特徴です。エンペシドL膣錠は局部をよく洗ってから、清潔な指で膣の奥にまで挿入して使用します。
挿入された錠剤は発泡しながら溶けて、膣全体へ速やかに広がり、殺菌効果を発揮します。

エンペシドL膣錠は医師の処方を受けなくても購入できるOTC医薬品です。
ただし初めて膣カンジダを発症した方は、自分で判断せずに医師の診察を受ける必要があります。カンジダではなく、ほかの病気の可能性があるからです。
悪寒や発熱、異常な出血などを伴う場合も、カンジダ以外の感染症かもしれないので、医師に相談してください。

15歳未満の方はカンジダかどうかの自己判断が難しく、65歳以上の方は別の菌に感染している可能性があるため、エンペシドL膣錠は使用できません。
また胎児への影響を考えて妊娠中は使用できず、授乳中も慎重に使用する必要があります。
そのほか糖尿病の方や、頻繁にカンジダ症を繰り返す方、特定の薬にアレルギーがある方など、注意すべき場合が数多くあります。

こうしたことから、エンペシドL膣錠の販売には一定の制限が設けられています。スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで、気軽に買うわけにはいきません。
医薬品の購入法については、種類別に法律で詳しく定められています。効果が高い薬は副作用のリスクも高いことを理解して、使用上の注意を守ることが大切です。

第一類医薬品は薬剤師のいるドラックストアで買う

OTC医薬品はリスクの高さに応じて、第一類から第三類までの3種類に分類されています。
第一類は特に注意すべき医薬品とされ、薬剤師がいるドラッグストアで対面販売することが義務づけられています。
薬剤師は薬の効能や副作用について購入者に説明しなければならず、同じ店舗でも薬剤師がいないときは購入できません。

エンペシドL膣錠も第一類医薬品に分類されているので、所定の購入法に従う必要があります。
薬剤師は説明を求められなくても、文書で商品の説明をする義務があるとされています。
ただし実際には利用する側も面倒なので、説明が必要ない旨を申し出れば、時間をかけずに買うことができます。カンジダ症のことを十分に理解しているなら、問題なく購入できるでしょう。

エンペシドL膣錠はドラッグストアだけでなく、通販サイトで買うことも可能です。
第一類医薬品を通販で買う場合は、サイトによっても異なりますが、まず表示される問診票に答えなければなりません。
また注文すると薬剤師からメールが届き、薬の内容についての説明があります。それを理解した旨の返信をすれば、ようやく注文が確定されます。
普通の通販よりも手続きは面倒ですが、信頼性を確保するために必要なことと言えるでしょう。

ドラッグストアで購入する場合も、あらかじめ問診票をプリントアウトして持って行けば、手間と時間の節約になります。
問診票はエンペシドL膣錠の公式サイトに用意されています。
通販で購入すれば薬剤師と顔を合わせる必要がないので気楽ですが、健康被害の恐れがある医薬品を取り扱うわけですから、サイトの信頼性にはくれぐれ注意し、安価でも怪しげな業者には手を出さないようにしましょう。